こんにちは!ワーママゆきゃです。
小1の長女が初めての漢字検定を受けました。
会場は通っている小学校でしたが、家族も受験OKとのことで私も一緒に受けてきました。
当日会場へ行ってビックリ。児童以外は私一人で、試験官とマンツーマンの「おひとりさま受験」でした。
試験官の先生、お手間をとらせてしまってごめんなさい・・・
でも、子どもと一緒に漢字検定を受けたのは、教育に対して「強く意識していること」があったからでした。
それは「親が学ぶ姿勢を見せる」ということ。
意識している理由は2つあります。
①子どもに学習習慣を身に付けてほしいから
②大人も学習するんだということを知っておいてほしいから
みなさんが「何か勉強を始めてみようかな」「ちょっと本でも読んでみようかな」と思うきっかけになれば、幸いです。
子どもは大人のマネをする
子どもにはある程度は勉強ができてほしいと、私は考えています。基礎的な学力がないと、職業選択の幅が狭くなるからです。
そして、学習習慣を身に付けるために、学習することに納得感をもってほしいと思っています。
仕事において、「口だけで行動が伴わない人」に説明や説得されても、納得できませんよね。
親が口酸っぱく「勉強しなさい」と言うのに、その親が勉強したり本を読んだりしていなかったら、子どもはどう思うでしょう。
親がしていない努力を、「親に言われたからやろう」とは思わないはず。勉強は楽しいだけのものではなく、たくさんの誘惑が身の回りに潜んでいるからです。
「お母さんも子どもの頃は勉強がんばってたんだよ」と説得する方法もありますが、この言い方だと「大人になったら勉強しなくていいんだ!」と子どもは思ってしまいます。(この点については後述)
子どもは大人のマネをします。
親の話し方や口癖が子どもにうつって、困ったことはありませんか。
パソコンで作業をしていて、「触らないで」と言ってもキーボードを触ろうとしてきてイライラしたことはありませんか。
子どもに学習をうながすためには、親がまず行動(=学習する姿勢)を示すことが有効だと思いますし、親子の信頼関係においても大切なことであると考えています。
大人になっても学び続けることが必要になる
世の中の変化のスピードが加速している現代において、働いて収入を得ていくためには、社会人になっても知識やスキルを習得するための「学び直し」が必要だと言われています。
子どもたちが大人になる頃には、もっと変化のスピードが早くなり、大人が学び続ける必要性がより高まると考えられます。
大人になると、周囲から「勉強しなさい」と言われることはほとんどなくなります。
学習するには、自分でその必要性に気づき、自主的に取り組まなければなりません。「何を学ぶのか」も自分で考えなくてはなりません。
親が勉強をしていると、子どもは気になって「何しているの?」と聞いてきます。そのとき、「何を勉強しているのか」だけでなく、「なぜ勉強しているのか」「どこが面白く楽しいのか」なども、話すようにしています。
親の私が率先して学んだり新しいことにチャレンジしたりすることが、子どもが大人になったときに、学び続けるきっかけになることを願っています。
おわりに
今回の漢字検定、学校のテスト以外で検定やテストを受けるのは、子どもにとって初めてのことでした。
検定やテストは、自分の学習レベルを客観的に知る機会になりますし、学習の目標を決めるうえでの指標やモチベーションにもなります。
初めてだからこそ、これからも積極的に取り組んでほしいと考えて一緒に勉強し、受験しました。
「漢字検定は今の漢字学習のレベルを調べるためのテストであること」、「テストは目標を決めるうえで目安になること」、「ほかにも英語検定などのテストがあって、機会があれば受験を考えてみてほしいこと」なども伝えています。
漢字検定については、一緒に受けるのは初回のみで今後受ける予定はありません。
ただ、私が資格試験やテストを受ける機会には、子どもにも公言して背中を見せていきたいと思っています。
やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、
褒めてやらねば、人は動かじ
太平洋戦争開戦時の海軍軍人である山本 五十六(いそろく)の言葉で、企業の人材育成等でよく引用される言葉です。
先日久しぶりに聞く機会があって、子育てにもあてはまるなと思いました。
◇やってみせ・・・まずは、親が手本となって取り組む姿を見せる。
◇言って聞かせて・・・取り組む目的や理由を子どもに伝え、納得感をもってもらう。
◇させてみせ・・・子どもに委ねてさせてみる。
◇褒めてやらねば、人は動かじ・・・成果を褒め、うまくいかなかったとしても、チャレンジしたことや努力したことをしっかりと褒めてやり、自主的な行動をうながす。
子どもには、学校の勉強に限らず、様々なことを学んでほしいと思っています。
学習には楽しさや面白さがありますが、つまらなく感じること、しんどいと思うことも多々あります。
親の私がまず学ぶ姿勢を持ち、学ぶことの楽しさを子どもと共有し合い、試験などのしんどい場面は子どもに寄り添いながら乗り越えていけたらと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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