2022年9月、京都府北部の与謝野町にある広瀬創作工芸さんにて、シルク糸を使ったランプ作りを体験してきました。
用意されたランプの木枠に、シルクの糸を隙間なくグルグルと巻いていき、ビーズなどの装飾をつけて製作します。
完成したランプは、点灯するとシルク糸から光が透け出し、そのほのかな明かりにとても癒されます。
我が家は、小1長女と年少(4歳)次女と一緒に体験しに行きました。
小さな子どもから大人まで楽しめる内容でしたので、ご紹介します。
サイトの案内では、糸巻きランプ体験の対象年齢は「5歳~」となっていますが、我が家の4歳児でも十分に楽しむことができました^^
まずは、糸選び
到着後、受付を済ませると、まずはランプに巻き付ける糸を選びます。
糸は、工房の職人さんが一つ一つ作っているシルク素材のもの。
シルク糸は数十種類用意してあり、モヘヤ風・ラメ入りなどたくさんの種類から選ぶことができます。
細い糸は巻き付けるのに時間がかかるため大人向けで、太めの糸は子ども向けだそうです。
糸は、子どもたちが巻きやすそうなものを教えていただきながら選びました。
年少次女には、小さい子ども用の極太糸を用意していただきました。
キレイなシルク糸がたくさんあるので、どれにするかすごくすごく悩みました。
糸選びの段階から楽しいです♪
ランプの木枠へ糸巻き
職人さんに巻き方を教えていただいてから、ランプの木枠に糸をもくもくと巻いていきます。
これがメインの作業となりますが、「糸を引っ張りながら」、「隙間なく」巻いていくだけなので、難しいものではありません。
集中力はそこそこに要します。(30分程度)
糸を常に引っ張った状態で巻くので、手や指が少し痛くなるかもしれません。
小休憩をはさみながら巻いていきます。
小1長女は、一人で糸巻きをすることができました。(同い年のお友達と一緒でしたが、その子も一人でやっていました。)
長女は割とこだわりが強いので、丁寧に丁寧に、失敗したらほどいて、かなり熱中して取り組んでいました。
一人で巻き終えると達成感があったようで、ドヤ顔です。
年少次女については、ときどき手伝いましたが、子ども主体で取り組むことができたと思います。
うちの次女の場合は、なかなか集中力が続かなかったので、「隙間ができないように」「しっかり糸を引っ張りながら」と声をかけ続けました(笑)
それでも、後半は慣れてきて、一人でもくもくと巻いていました。
最後は、思い思いに飾り付け
糸を巻き終えたら、ランプに装飾パーツを付けていきます。
工房には、とても多くの種類の装飾パーツがありました。
糸から透け出る光の邪魔にならない程度に、飾り付けをしていきます。
完全に子どもの自由にさせてしまうと、シルク糸の面を飾りが覆い尽くしてしまい、明かりが透けなくなってしまうので要注意です。
選びきれないほどの装飾パーツがあり、「あれも!これも!」となるので、それを落ち着かせるのが一番大変だったかもしれません。
上記に注意しつつ、飾り付けのデザインは子どもたちが行い、ボンド付けの難しいところは親が手伝いました。
ときどき電源を入れて、明かりの様子を見ながら飾り付けをして、完成です!!
「春に飾るランプ」、「クリスマス用のランプ」、「おばあちゃんにプレゼントするランプ」など、テーマを決めて作成すれば、何度でも体験を楽しめそうです♪
まとめ
作業中は、職人さんたちがしっかりとサポートしてくださり、スムーズに楽しく取り組むことができました。
職人さんがとても気さくで、始終アットホームな雰囲気でした。
帰り道で、長女が「ここらへんに住みたい。だって、すぐにこの工房にこれるもん!」と。
体験だけでなく、職人さんたちとのコミュニケーションもとても楽しかったようです。
また、場所については、大きなお屋敷の中の綺麗な畳のお部屋での体験でしたので、小さい子連れでも参加しやすかったです。
お部屋の片隅にはお土産用の品が販売さていました。
その中でも、風鈴は南部鉄を使用したものとのことで、涼やかでキラキラとした素敵な音色が鳴り響いていました。
お土産として販売されていた風鈴ですが、6月~8月の期間限定で「糸巻きふうりん体験」もされているとのこと。
来年の夏には、ぜひ「糸巻きふうりん体験」に参加したいと思います。
▶場所:広瀬創作工芸
▶ホームページ:広瀬創作工芸 ~糸巻き和紙ランプほんもの体験~ (shop-pro.jp)
▶住所:京都府与謝郡与謝野町宇後野751(観光地の天橋立から車で20分ほど)
▶時間:2時間半~3時間
▶対象年齢:5歳以上(我が家の4歳児はしっかり楽しめました)
▶糸巻きランプ体験の料金:3300円/人(税込み)